注文住宅を建てるなら大阪の設計事務所【岡田一級建築士事務所】

●現場での打ち合わせ
大阪の岡田一級建築士事務所では、注文住宅を建てる際に、お客様がお休みの日に、現場にお越し頂いて、家造りに積極的に参加して頂いています。
工事の進捗状況をお伝えし、お客様の要望を確認しながら、今後の工程で建物がどの様ななるかを説明しています。
事前に、建物の仕上がり具合や、構造材の説明を素人さんにも判り易く説明する事を心掛けています。
色決めや、建具の配置の確認、図面と実際の印象の違いなどを、詳細に確認しながら、お客様のご意見を尊重して工事を進めています。

●ＬＩＮＥを利用した家造り
最近は何方でもスマホを持っています。職人さんも監督さんもスマホを持っていて、殆どの方がラインを使用しています。以前からメールやインターネットを使って、連絡や打ち合わせを行っていましたが、最近は、ＬＩＮＥのグループ機能を利用して、ＬＩＮＥの中で情報を共有するようにしています。
当然ながら、お客様にもＬＩＮＥのグループにご招待し、現場の進捗状況だけでなく、変更工事の相談や、打ち合わせの日時決定等に利用しています。
●動画を利用した現場監理
今回の現場は、実は私の実家から数分の場所にあり、非常に近い為動画の利用を行っていませんが、遠い現場の際には、現場監督さんに動画を取って頂き、遠方から監理出来るようにしています。
スカイプ等無料で情報が共有できるサイトが有りますので、設計監理は工事場所を選ばなくなりました。遠方の依頼でも違和感なく、お引き受けする事が出来ます。

お休みの日を利用して、外壁の色決めを決めて頂きました。
当初塗り壁を考えていましたが、トータル予算の都合で、サイディングとなりました。
サイディングも木目調のサイディングで、少しでも自然素材の風合いをと考えていましたが、いざ、木目調サイディングを探して行くと、気に入ったサイディングが見つかりません。板目の美しいサイディングはあるのですが、手頃な値段のサイディングは単色で、遠目から見るとグラデーションが生まれず、気に入りません。グラデーションの期待出来そうなサイディングは、やはり値段も高く見積もりを取ると、４０万円程、予算をオーバーしてしまいます。
メーカーを変えてみたり、色々探して回る事、二週間を要して、要約一つのサイディングに行き当たりました。

基本はツートンカラーにしようと考えていましたが、今度は、下のサイディングが決まりません。サイディングでは、継ぎ目が見えて、どうしてもイメージに合わないのです。
そこで、サイディングの厚みを16ｍｍから14ｍｍにサイズダウンさせ、値段を落として、浮いた費用で、下の部分の塗り壁を復活させる事にしました。
一階の塗り壁を復活させ、二階を見た目重視で、価格の安いサイディングを縦張りする事で、デザインと価格を両立させる事に成功しました。