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●設計事務所がサポートする土地探し


土地探しの要綱を下にまとめていますが、それは最低必要条件で、それだけでは具体的なイメージが沸きません。
土地の周辺環境や、交通アクセスと云うところは、誰が見ても同じですが、そこに、どの様な建物が建てられるのかを知るには、専門家のチカラが必要です。
大阪府下及び奈良県下の土地であれば、時間が合えば、無料で現地調査しています。
その他の地域でも関西圏であれば、交通費(5000円程度)を頂ければ土地探しと現地調査にお付き合いし建築主様をサポートしています。

ここに、例として挙げる物件も、今年3月に家造りのご相談を、メールで頂き、土地探しからご一緒させて頂いた物件です。幾つかの土地が、候補が上がりましたが、その中で最適を思われる土地に、建物のプランを作成したり、パースを作成したりして、土地を買う前にどの様なものが建つのかを検討してもらいました。
調査とプラン作成を、何回か繰り返して、最終的に、奈良県のニュータウン内に土地を土地を購入されました。
土地のチラシには、説明すべき物件概要が法律で定められており、概要の見方を知っておけば、客観的にその土地を評価する事が出来ます。
物件概要
価格 : 土地の価格が示されています。土地には消費税は不要ですが、仲介手数料には消費税が掛かります。
所在地 : 建物の住所が地番で示されています。住居表示と異なる場合があります。
交通 : 最寄り交通機関までの距離が記載されています
建築条件 : 建築条件が有りとなっている物件は、建築業者が決まっている土地です。自由にこだわりの家を建てようと思えば、建築条件なしの土地を探しましょう。
土地面積 : 土地の大きさが平米で記載されています。
建ぺい/容積 : 建物の周囲にどれだけ空地を残すか、延床面積が幾らまで建てられるのかを定めがあります。敷地面積に対しパーセンテージで記載されています。
接道 : 道路には、誰が管理しているかで、いろいろな種類の道路があります。中には道路の様に見えても通路だったり、建物を建てられない様は場合もあります。
私道負担 : 接道が私道であった場合、概要に書いてある土地の面積から、道路分を差し引いた面積が敷地の面積となりますので、注意が必要です。
引き渡し時期 : 売り主が引き渡す時期を定めている場合があります。新築を急ぐ場合は注意が必要です。
土地状況 : 建物が建っていれば古家付とかの表示がなされます。何もなければ更地を表示されます。
地目 : 土地の使い方により、固定資産税が変わりますので、農地なのか宅地なのかを示す事が必要になります。それが地目です。基本的に農地に建物を建てる事は出来ません。
用途地域 : 土地そのものではなく、その土地がある、付近一帯にどの様な建物が建てられるか制限のある地域があります。どの様なモノが建てられるのか専門家に相談しましょう。
土地権利形態 : 土地が売りに出されているのか、貸に出されているのかをここで確認します。売りに出されているのであれば、「所有権」と書かれています。貸に出されているのであれば、「借地権」と記載されています。

物件概要書には、主に上記の内容が記載されていますが、これだけで、建物が建てられるかは決まりません。
私は、上記記載以外にも写真にある様に境界杭がしっかり入っているかを確認しています。自分の財産でありながら、境界杭の入っていない土地は意外と多く、土地購入後のトラブルが絶えません。
その他、隣地の建物の窓位置や、電柱位置、ごみ集積場や、道路標識等もチェックします。車の出し入れに制約を受けカーポートの位置が固定されてしまう為です。
その他、インフラ設備の確認も重要です。給水管や排水管は以前に建物が建っていた土地であるなら、再使用出来る可能性は高いですが、入っていなければ、行政により、思わぬ高額な分担金を求められる場合があります。

この様な話しを、現地調査の段階で、ケースバイケースでお話ししながら、土地の特性を理解して頂いています。ラフプランも作成して、より具体的なイメージを掴んで頂きます。

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