●調湿効果が高く、自然素材の漆喰
●漆喰塗り
水硬性の漆喰は、壁に塗った後、乾いていく過程で、水分子のあった場所が空洞として残ります。その空洞が、調湿効果をもたらします。湿度の高い日は、その空洞に水蒸気を取り込み、部屋が乾燥して来ると、貯め込んだ水蒸気を放出します。
調湿だけ考えれば、漆喰以外にも良い商品がありますが、最も普及していて、コストパフォーマンスを考えると、また、作業出来る職人の多さを考えると、漆喰となります。
また漆喰は自然由来の材料ですので、シックハウスの危険がありません。子育てをこれから行う住宅には、最適な材料です。
仕上げ方法にもよりますが、水硬性ですから、基本的に水に溶けますので、補修も簡単です。
●外装仕上げ
外壁は一階が無塗装サイディングの上に弾性リシン吹き付け。二階が窯業系サイディングです。
下地に面材耐力壁を使っていますので、通気胴縁を設けて、外壁通気工法を行っています。
屋根面にも通気層を設け、空気の重力差を応用して、
空気が対流する様にしています。壁面内結露は建物を寿命を縮める大きな要因ですので、通気工法は長期優良住宅では必須となっています。